26/09/2023

前回のポストで、ウェルシュリヴァイヴァルに関するやや揶揄を込めた同世代人のコメントを紹介しました。

さて、前回の記事でも触れたように、このリヴァイヴァルの中心を担ったのがカルヴァン派メソジスト(ウェールズ長老教会)です。

26/09/2023

1904年から1905年にかけての最大のムーヴメントは前回述べたようにエヴァン・ロバーツの登場です。26歳という若い彼の説教により、ウェールズは熱狂に包まれ、10万人規模の若者が教会に戻ってきたと言われます。

彼の説教のポ ...

26/09/2023

昨今の宗教離れもなかなかものがありますが、歴史的に色々と見ますと、一定のサイクルで宗教離れが起こっています。そしてそれに対するカウンター運動が起こる、それを繰り返しています。

キリスト教史で例を挙げると、有名なところでは、 ...

22/09/2023

 

スコットランド貴族の事情

スコットランド貴族は結構特殊です。そもそもイングランドと異なり、国王の権力が諸侯よりもかなり弱かったために、諸侯に有利になっていることが多いようです。

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22/09/2023

 

 

writによるイングランド貴族の爵位

さて、14世紀にLPによる授爵が定着するまでは、Writが使われました。Writは正確にはWrit of Summonsと言い ...

22/09/2023

 

 

貴族制なり称号制なりは、何かと前近代的なものとしてみられがちですが、似非フェミニストの方々にとって抗しがたい魅力に駆られる命題の一つが「女性は爵位を継げるのか」ということでしょう。こ ...

22/09/2023

英国の君主等の署名などに関して書きたいと思います。

エリザベス二世女王は、即位後御自身の称号を定める詔において、次のように署名しておられます。

Elizabeth R.

英国で赤い郵便ポストを見たこ ...

22/09/2023

今回はメアリ一世の夫君について考えて行きましょう。

メアリ一世の夫君はスペイン史上もっとも有名な国王であろうフェリペ二世です。レパント海戦とカレー沖海戦というスペイン・ハプスブルクの上昇と下降という二つの分岐点を現出した人 ...

22/09/2023

これは本来最後のまとめでやろうかと思っていたのですが、先に書いておきます。 

先の記事を参考にしていくと、英国女王の夫君の称号に以下の種類が考えられることになります。

King (of England/GB ...

22/09/2023

前回から「婿殿」シリーズをやっていますが、今回は英国女王の夫君について考察していきます。今までの記事を読まれている方にとっては、エディンバラ公との絡みで重複している記述があるかもしれませんが、ご容赦下さい。 

さ ...